2025年大阪・関西万博の会場となる人工島・夢洲(ゆめしま)(大阪市此花区)の海上警備強化のため大阪府警大阪水上署は22日、関係機関と合同で夢洲の沖合で船舶視閲式を実施した。
式には同署のほか、大阪海上保安監部、大阪税関、大阪市水上消防署が参加。万博のシンボルとなっている木造の大屋根(リング)を背に、各機関が所有する計8隻の船舶が一列に運航して海上警備の連携強化を確認した。
同署によると、これまで年頭視閲式は単独で実施していたが、海に面した万博会場に多くの来場者や要人の訪問が見込まれることから、緊密な海上警備に向け各機関の連携や機運を高めようと合同で行った。同署の長尾一孝署長は「安心安全な万博開催のために4官庁が一丸となり活動する」と話した。