産経新聞社と福島県大熊町、富岡町、楢葉町、広野町が共催する４町の特産品を使ったスイーツ作りコンテスト「スイーツ甲子園 ふくしまチャレンジカップ」の書類審査が行われ、決勝に出場する高校生１２組が１６日、決定した。８月２０日、同県のＪヴィレッジで行われる決勝大会で調理審査に挑戦する。
「スイーツ甲子園 高校生パティシエ№１決定戦」の姉妹大会として昨年から開催。２年目の今年は広野町が新たに加わり、各町の農産品の魅力を伝え、東日本大震災と原子力災害からの復興を応援する。
テーマ食材として大熊町のキウイ、富岡町のパッションフルーツ、楢葉町のサツマイモ、広野町のバナナの４部門を設け、個人または２人１組でレシピを考案。大会アドバイザーを務めるフランス菓子・料理研究家の大森由紀子さんと審査員シェフ４人が、全国から集まった応募総数７２１件のレシピを審査した。
各部門の決勝出場者は次の通り。
【キウイ】佐藤玲奈（神奈川県立湘南）▽須長和奏（栃木、国際ＴＢＣ調理・パティシエ専門学校高等課程）▽古田由姫・小田愛里（広島県立神辺）【パッションフルーツ】川村由桜・上田ゆな（宮城県泉館山）▽山中乃愛・水谷安璃（三重県立相可）▽本田美月・坂越椿姫（熊本・慶誠）【サツマイモ】加茂心結・三浦聖央（福島県立あさか開成）▽米倉陽菜（岡山・おかやま山陽）▽濱部ゆら・野元侑里（鹿児島・神村学園）【バナナ】井元ひより・毛利美琴（熊本・慶誠）▽松田茉梨愛（長崎・向陽）▽松原六花・岡本唯菜（北海道静内農業）