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来年9月は11年ぶりの4連休で大型シルバーウィークに 国民の祝日、国立天文台が発表

産経ニュース 2025年2月3日 12時57分

国立天文台は3日付の官報で、2026年の暦要項を発表した。来年9月は21日の敬老の日と23日の秋分の日に挟まれた22日が祝日法の規定で休日となり、20日の日曜と合わせ4連休となる。祝日に挟まれた平日が休日になる祝日法の規定が9月に適用され、4連休になるのは11年ぶり3回目となる。

暦要項は国民の祝日や日の出・日の入り、日食・月食などの情報を記載。前年2月の最初の官報で発表される。春分の日と秋分の日は、祝日法に具体的な日付が記載されておらず、地球の公転周期によって決まるという。

敬老の日が9月の第3月曜と規定されているように、成人の日や海の日、スポーツの日は年ごとに日付が変わる。国民の祝日が日曜の場合、その日の後で最も近い祝日でない日が休日になる、といったルールに従ってカレンダーが決まる。来年5月は憲法記念日の3日が日曜で4、5日の祝日を挟んで6日が振り替え休日となるため、4連休となる。

来年は日食が2回、月食が2回あるが、日食は2回とも国内では見ることができない。月食は3月14日の皆既月食が北海道や一部を除く東北地方、関東地方東部などで観測でき、9月8日の皆既月食は全国で見ることができる。(高木克聡)

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