大阪・関西万博に吉本興業ホールディングスが出展するパビリオン「よしもと waraii myraii館(よしもと館)」のアートディレクターで、ビジュアル・アーティストの尾﨑勝(MASARU OZAKI)氏による特別展「内包された矛盾とその揺らぎ」が、東京・日本橋の「ギャラリー4751」と「TWO O TWO」(東京都中央区日本橋本町4-7-5)で開催されている。午後1~7時、19日まで。
尾﨑氏はプロジェクションマッピングの先駆的なアーティストとして知られ、「光とゆらぎ」を通じた一瞬の美しさと物理的形態との相互作用を追求する作品で国際舞台で活躍している。これまで、上海万博日本館やオランダ・マーストリヒトの欧州アートフェア「TEFAF」、国立代々木競技場東京体育館などで作品を展示。また現在、エストニア・タリンの現代美術館には、作品がパーマネントコレクションとして加わり、常設展示されている。
「よしもと館」は尾﨑氏のほか、世界各国で建築プロジェクトに携わるクラパット・ヤントラサー氏がクリエイティブディレクターを、東京芸術大の秋元雄史名誉教授がキュレーションを、文化庁メディア芸術祭大賞作品などを手掛けた演出家で劇作家の小松純也氏が総合プロデューサーを担当する。