子供たちに豊かな感性と創造力をはぐくんでもらおうと、社会奉仕団体「和歌山キワニスクラブ」(西口伸会長、約70人)は16日、和歌山県かつらぎ町の町立佐野(さや)こども園と町立三谷(みたに)こども園に絵本計約100冊と本棚1つずつを寄贈した。
同クラブは「キワニス子ども文庫」と題し、県内の幼稚園、保育園、認定こども園に絵本や本棚を贈る活動を毎年続けている。今年で14回目。
寄贈式が佐野こども園で行われた。集まった両園の5歳児(年長)の子供たちに対し、同クラブの藤田雅也副会長が「絵本でたくさんのことを見て、知って、お勉強してください」などとあいさつ。代表の子供たちに絵本が手渡され、子供たちは元気に「ありがとうございます」と答えた。このあと、同クラブメンバーらによる絵本読み聞かせも行われ、子供たちは興味深そうに聞いていた。