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世界遺産目指す藤原宮跡でコスモス見頃、12、13日に特産品販売マルシェ

産経ニュース 2024年10月10日 9時49分

奈良県橿原市の藤原宮跡でコスモスが見頃を迎え、市民らが秋の訪れを楽しんでいる。大和三山の一つ、香具山などを背に写真を撮ったりスケッチをしたりする姿もみられる。見頃は今月下旬までで、12、13両日には特産品などを販売する「マルシェ」が開かれる。

コスモスは、大極殿跡南側の約3万平方メートルに約300万本が植えられ、ピンクや赤など色とりどりの可憐な花が秋風に揺れている。

同市では藤原宮跡などの2年後の世界文化遺産登録を目指しており、市民に歴史遺産に親しんでもらおうと、毎年春は菜の花、夏はハスやキバナコスモスを植え、季節の風物詩となっている。臨時駐車場も設けられている。

マルシェは、藤原宮跡を含む「飛鳥・藤原の宮都」が世界文化遺産の国内推薦候補に選ばれたのを祝って初めて開催。午前9時半~午後4時で、柿の葉寿司や葛餅などが販売される。

コスモスについての問い合わせは市世界遺産登録推進課(0744・21・1114)、マルシェは市地域振興課(0744・21・1117)。

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