横浜市は、子供に関連する手続きをオンラインでできるウェブサイト「パマトコ」を7月1日に公開する。子育てにまつわるさまざまな情報検索も可能という。秋にはスマートフォンでの利用に適した「アプリ版」をリリース予定で、山中竹春市長は「横浜市だから子育てしやすい、そう思ってもらえるアプリを目指していきたい」と話した。
市こども青少年局企画調整課によると、「パマトコ」との名称は「親(パパとママ)も子供もトコトコとスムーズに子育てできるまち」との趣旨に由来する。
手続きのために区役所に行く時間を省くことがねらい。7月からは児童手当・特例給付認定請求や小児医療証交付申請など9つの手続きがオンラインでできるようになる。今年度中には出産費用助成金や妊婦検診助成など14の申請手続きもオンラインでできるようにする。
来年度中には学校などとの連絡機能や図書館情報システムとの連携機能も持たせるという。
また、市内のイベント情報や子育て支援施設、公園、病院など1万4千施設の検索ができ、予防接種の予定などスケジュール管理機能もある。
同課では「子育てに関するあらゆる情報をこのアプリに集約していきたい」としている。