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「万博へ行きたくなった」子供たちが建設現場を見学 大阪府建築士事務所協会が大林組と協力 

産経ニュース 2024年8月26日 17時30分

2025年大阪・関西万博の建設過程や技術を公開する小学生対象の見学会「ちびっこ万博現場ウォッチング」が26日、夢洲(大阪市此花区)の万博会場予定地に隣接する大林組の現場事務所で開かれた。

子供たちに最先端の建設技術を間近に感じて、万博やものづくりへの関心を高めてもらおうと府建築士事務所協会が主催。7、8月の2日間で計30組の親子が参加した。

同社の担当者がシンボルの大屋根(リング)を中心に、万博の概要やパビリオンの見どころ、建設状況などを動画を交えて紹介。リングの構造をはじめ、ヒノキやスギなどを使い分けて、柱に木を貫通させる工法などを解説した。またリングのサイズについては、内径を東京スカイツリーに例えて同等であることをわかりやすく伝えた。

そのあと参加者は、建設中の夢洲駅やパビリオン、リングなどが見える同事務所の屋上で、見学や記念撮影を楽しんだ。石本悠太郎さん(10)は「説明を聞いて万博へ行きたくなった」。石川陽浩さん(10)は「できるだけたくさんのパビリオンを回りたい」と話した。

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