2025年大阪・関西万博会場の人工島・夢洲に直接乗り入れる唯一の鉄道ルートとなる大阪メトロ中央線コスモスクエア-夢洲間が19日に開業するのを前に、一般の申込者を対象にした試乗会が15日、行われた。
延伸区間は約3・2キロで、会期中のピーク時には1日最大13万3千人の利用が見込まれる。
試乗会は森ノ宮-夢洲間の往復で行われ、午前の部では10時20分ごろに森ノ宮駅を出発し、約25分で夢洲駅に到着。駅の見学時間も設けられ、試乗した見学者らは、アルミニウム素材を使って運行ダイヤ図を折り紙風に表現したホーム天井などを見入っていた。
父親とホームを見学した大阪市中央区の保育園年長、山下叡依(えいすけ)君(6)は「電気がきれいでとても楽しかった。万博にも何回も行きたい」と話した。