JR東日本横浜支社が、根岸線(横浜-大船)の開業60周年を記念するスタンプラリーを12月2日~来年1月14日に催す。〝同い年〟の東京モノレールとコラボし、計7駅で特製の「駅カード」を配布。すべて集めた先着2千人には、桜木町駅で特別カードを贈る。
カードは、関内▽石川町▽山手▽根岸▽磯子▽モノレール浜松町▽羽田空港第3ターミナル-の各駅で配布。表面には103系や500形といった懐かしの車両、沿線の名所などが描かれ、裏面には駅の写真や紹介が印刷されている。
参加者は、7駅に設置されたスタンプを押し、改札口でカードを受け取る。スタンプを押すパンフレットはJRの首都圏主要駅などで配っている。JR東日本横浜支社は「カードを集めながら沿線のお出かけを楽しんで」とPRしている。
根岸線は昭和39年に桜木町-磯子間で開業し、48年に大船までの全22キロが開業した。横浜市南部の主要交通機関で、根岸湾沿いの臨海工業地帯の動脈として貨物列車も頻繁に走る。
東京モノレールは昭和39年の東京五輪に合わせ、羽田空港と都心を結ぶ路線として開業。平成14年にJR東日本の傘下に入った。