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「来年も穏やかな年に」 大津・石山寺で餅つき

産経ニュース 2024年12月27日 12時12分

正月を控えた26日、大津市の石山寺で餅つきが行われた。できあがった鏡餅は30日に境内の諸堂に供えられ、迎春準備が整う。

同寺の僧侶や職員、地元観光協会の会員ら約30人が参加。約112キロのもち米を石臼でつき、手際よく餅を丸めて鏡餅を作った。

同寺の鏡餅は、餅やミカンを交互に重ねるなどして釈迦の骨を納める「仏舎利塔」をかたどった独特のもので、境内113カ所の諸堂に供えられる。

餅つきを見守っていた鷲尾龍華座主は「例年通り、餅つきができ、ありがたい。大河ドラマ『光る君へ』の影響で今年はいつも以上に多くの参拝者があった。来年も穏やかな年になってほしい」と話した。

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