早春の京都観光を盛り上げようと、京都市内を中心とした飲食店100店舗で特別メニューが楽しめる「京都美食めぐり2025 春」が始まった。老舗料亭や洋食、中華料理など厳選された各店が、特別メニューを分かりやすい価格で提供し、質の高いおもてなしを目指す。3月19日まで。
飲食店の運営コンサルティング会社の「どこ・いこ」(京都市中京区)が主催し、開催は今回が7回目。京料理「下鴨茶寮 本店」(京都市左京区)や和食店「箸ずめ」(京都市下京区)など企画の趣旨に賛同した100店舗が参加。京都府京丹後市や伊根町など府北部地域「海の京都エリア」にある4店舗も含まれている。
各店は期間中、限定メニューを「特別コース」「ラグジュアリーコース」「エクスクルーシブコース」の3つに分けて提供する。価格は、特別コースが2千円~1万9千円、ラグジュアリーコースが2万円以上で、それぞれ1千円単位で自由設定し、エクスクルーシブコースは10万円以上で1万円単位で自由に設定する。
参加店など詳しい情報は公式サイトで確認できる。どこ・いこの西村康浩代表は「京都観光は桜や紅葉のシーズン以外は閑散期に入る。観光客だけでなく地元の方にも足を運んでほしい」としている。(堀口明里)