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夏休みは交通事故に気を付けて 千葉・銚子署が児童に「子供自転車免許証」 寸劇も披露

産経ニュース 2024年7月19日 17時55分

夏休み中の子供たちの交通事故撲滅などに向け、千葉県警銚子署は19日、千葉県銚子市立双葉小(銚子市東芝町)で交通安全などをテーマにした寸劇を披露した。夏休みを控えた全校児童約270人に出かける際の注意点や、自転車に乗る際の交通ルールなどを伝授した。

夏休みは子供の気も緩みがちになり、事故が起きやすい。寸劇は、子供が夏休みに遊びに出かける想定で、子供に扮した署員らのコミカルな演技を交えつつ、「交差点では安全確認する」「車道の左側を走る」といった交通ルールをわかりやすく伝えた。

「知らない人についていかない」「子供だけで海や川にいかない」とも呼び掛け、児童らは寸劇を楽しみながら、外出の心構えについても理解を深めていた。

この日は、自転車の正しい乗り方や交通ルールの基礎知識を学ぶ講習を受けた児童を対象に発行される「子供自転車免許証」の交付式も実施。署員が「事故に遭わないよう夏休みも気を付けてね」と4年生の児童一人一人に声をかけながら、氏名などが記された免許証を手渡した。

4年の笠原映那(はな)さんは「劇はわかりやすく勉強になった。自転車に乗るときは、しっかりブレーキや空気の確認をしてから乗る」と気を引き締めていた。

銚子署交通課の担当者は「夏休みシーズンは銚子市の道をよく知らない観光客が多く訪れ、事故の危険性も増す。子供たちには交通ルールを意識してもらい、安全に楽しく夏休みを過ごしてほしい」と話した。(松崎翼)

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