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冬場のつらい手荒れ対策は…こまめにハンドクリームを塗って保湿を習慣に 加藤智一 大人の身だしなみ塾

産経ニュース 2025年1月22日 8時10分

インフルエンザに新型コロナと、ウイルス感染症に見舞われている今シーズン。対策のための頻繁な手洗いやアルコール消毒に、冬場の乾燥や冷えが重なり、「手荒れがひどい。かさついたり赤みが出たりして困っている」という声を耳にします。こういった状態は一朝一夕では改善しないため、「手を洗ったら保湿する」ことを習慣にするのが一番です。

手荒れとは、肌のバリア機能が乱れた状態。保湿ケアに欠かせないハンドクリームは、荒れている部分を刺激せず肌のうるおいを保つことができる「敏感肌用」がおすすめです。

気になったときにすぐプッシュして塗れるポンプ式のハンドクリームを、寝室やリビング、キッチンなど過ごす時間が長い場所に置いておくのも手です。外出前後に面倒だと思わずささっと保湿ケアができるよう、玄関に配置するのもいいですね。

また、食器洗いや掃除などの水仕事は、素手でなくゴムなどの手袋の着用を習慣にしましょう。最近は100円ショップやネット通販などで、素材や長さが異なるさまざまなタイプが売られています。肌に優しい素材でできたもの、保湿成分を配合したものもありますよ。

このようなちょっとした配慮を習慣にすれば、手肌のうるおいが保たれ、つらい手荒れが回復しやすくなるはずです。(美容ジャーナリスト)

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