和歌山県串本町、串本海中公園センターの水族館でアカウミガメの赤ちゃんが生まれ、バックヤードの水槽で元気に泳いでいる。24日ごろから展示される予定。
水族館の人工産卵場で13日に15匹が誕生し、21日までに約200匹が生まれており、9月下旬までに計400~500匹程度が誕生する見込み。
水族館は平成7年にアカウミガメの孵化(ふか)に初めて成功し、ほぼ毎年赤ちゃんが生まれている。アカウミガメは成体が体長1・3メートル、体重100キロ程度で、赤ちゃんは体長6・5センチ、体重20グラムほど。10年ほどで成体になるという。
担当者は「生まれたばかりの赤ちゃんは手のひらに収まるほど。ぜひ見に来てほしい」と話している。