奈良県大和郡山市北郡山町の「DMG MORI やまと郡山城ホール」で、関西文化芸術高校(奈良市)の生徒たちが制作したイルミネーションが点灯され、訪れた人たちの目を楽しませている。2月2日まで。
ホール周りの植え込みではLED照明がまばゆい光を放ち、ホールの壁面の窓は色とりどりのセロハンや画用紙で制作された市特産の金魚や菊、城、組紐などのステンドグラスが彩っている。
デザインを担当したデザイン専攻3年の浜根夏梨(かりん)さんは「光と水の表現を画面全体に広げることで華やかさや躍動感を演出しました」とコメント。市在住の塚田和子さん(79)は「年を追うごとに華やかになっている。生徒たちが頑張って作った作品を、多くの人に見に来てほしい」と話し、スマートフォンで撮影していた。
市と同校は、令和元年に地域産業・観光の振興に関する包括連携協定を締結。4年から毎年この時期に、生徒らがイルミネーションを制作している。点灯は日没から午後9時半まで。