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30回目「鎮魂の光」阪神大震災の記憶つなぐ 神戸ルミナリエ開幕、2月2日まで

産経ニュース 2025年1月24日 19時3分

阪神大震災の犠牲者を追悼する光の祭典「神戸ルミナリエ」が24日、神戸市中央区の東遊園地やメリケンパークなどで開幕した。訪れた人は幻想的なイルミネーションを前に、30年前の震災や犠牲者に思いをはせていた。2月2日まで。

この日の点灯式では、震災の犠牲者に黙禱がささげられた後、小学生らが神戸市歌「しあわせ運べるように」を合唱。午後6時ごろ、鐘の音を合図にイルミネーションが一斉に点灯した。

訪れた兵庫県尼崎市の会社員、岸花音さん(23)は「ルミナリエはただきれいなイルミネーションではない。震災の記憶をつないでいく意味でも、ずっと続けていってほしい」と話した。

ルミナリエは例年12月に開催されてきたが、昨年から1月に日程を変更。ただ、会場の東遊園地に機材を置く関係で、17日に同会場で開かれた震災の追悼行事「1・17のつどい」のスペースが狭まる影響も出た。

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