野球のキャッチボールを制限時間内に何回できるかを競う「キャッチボールクラシック全国大会」(小学生の部)が、大阪府東大阪市の花園ラグビー場練習グラウンドで開かれた。全国から44チームが出場。勝ち進んだ8チームによる決勝戦で2チームが115回で1位に並び、順位を決めるプレーオフの結果、「CLUBACE(クラブエース)」(福岡)が日本一に輝いた。
大会は日本プロ野球選手会主催。同市での開催は一昨年、昨年に続き3回目。
1チーム9人が5人と4人の列に分かれ、先頭同士が7メートルの距離で向きあう。相手側の先頭にボールを投げると、自分の列の最後尾へ移るという動きを繰り返し、交代しながら2分間でキャッチボールを何回できるかを競う。
プロ野球12球団からも選手が駆けつけ、子供たちを応援。阪神タイガースの石黒佑弥投手(23)は「野球を通じてみんなと仲良くなってください」と児童らを激励した。
帽子を投げてメンバーと喜びを分かち合った優勝チームの梶原颯斗(はやと)主将(12)は「まさかのプレーオフで緊張したけど、みんなと協力し優勝できてよかった」と話していた。