産経新聞大阪本社は１７日、大阪市浪速区と包括連携協定を締結した。地域の活性化や災害対策、新聞を活用した人材育成など８分野で協力する。産経新聞大阪本社が自治体とこうした協定を結ぶのは初めて。
今年度実施予定の区主催の子供向け仕事体験イベントで協力するほか、産経新聞社の社員が区内の小中学校に出向いて出前授業を行ったり、区の広報紙について助言したりする。
この日、区役所で行われた締結式には、幡多（はた）伸子区長と産経新聞社の五嶋（ごじま）清大阪代表が出席。幡多区長は「産経新聞社の力を借りながら、魅力と活力あるまちづくりを進めたい」とあいさつ。五嶋代表は「産経新聞は浪速区に大阪本社を置く唯一の新聞社。地域の活性化のために、密接に連携しながら取り組んでいきたい」と強調した。