「バレンタインジャンボ宝くじ」と「バレンタインジャンボミニ」が7日、全国で発売された。東京都中央区の宝くじ売り場「西銀座チャンスセンター」では、朝から多くの客が行列を作って買い求めていた。
バレンタインジャンボ宝くじを購入したという会社員の女性(31)は、「チョコを渡す相手はいないけれど、宝くじが当たるのを楽しみにバレンタインを過ごしたい」と話した。
この日朝には発売を記念したイベントが開かれ、ジャンボ宝くじのCMに起用されている俳優の吉岡里帆さんと成田凌さんも登壇。吉岡さんは「小学生の時、今は亡くなった祖父に手作りのチョコを作った事がある。祖父を思い出すと、温かい気持ちになる」とバレンタインの思い出を披露した。
成田さんは「小学生の時に女の子からワニのチョコを貰った。めちゃくちゃリアルだったので、以来ワニが苦手になった」と笑いを誘った。
昨年末に一般女性との結婚を発表した成田さんにとっては、発表後初めての公の場となり、左手小指には指輪が輝いていた。
イベントの最後にはロト7の告知も行われ、同CMに出演している山本耕史さんに扮した登壇者らがステージを埋め尽くした。
今年のバレンタインジャンボ宝くじは1等賞金が2億円、1等前後賞が5000万円で、1等・前後賞合わせて3億円になる。バレンタインジャンボミニは1等・前後賞合わせて3000万円となっている。
発売は3月10日まで。抽せん会は18日、東京宝くじドリーム館で行われる。(文・写真 斉藤佳憲)