京都市右京区の神護寺で紅葉が見頃を迎え、周囲の高雄山一帯を含めた約3千本のモミジが訪れた人々を魅了している。
今年で創建1200年を迎える神護寺。京都市中心部の著名な紅葉スポットと比べ、落ち着いた雰囲気で過ごせると人気だ。今年の見頃は例年に比べて1週間ほど遅くなっているという。
ウオーキング仲間だという京都市伏見区の70代女性と兵庫県伊丹市の60代女性は「数十年ぶりに来た。空気もきれいで紅葉も美しくて来てよかった」と話していた。
神護寺では12月上旬ごろまで紅葉を楽しむことができるという。(渡辺大樹)