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高校生議会に22人参加「世界広げられた」 和歌山・田辺市

産経ニュース 2024年8月22日 19時53分

和歌山県田辺市議会は17日、高校生たちが議員らと意見交換し、報告書を発表する「田辺市高校生議会」を初めて開催した。将来の担い手である高校生に議会や政治への関心を持ってもらおうと企画し、応募した市内の県立4高校(田辺、神島、田辺工業、南紀)の22人が参加した。

「未来のために、大人にいま取り組んでほしいこと」がテーマ。まず、市役所6階の市議会議場で参加高校生が紹介された後、3つの常任委員会に分かれて議員らと意見交換し、高校生が議場で委員会報告書を発表した。

総務企画委員会では「田辺に住み続けたいと思えるまちづくり」について話し合い、市内に大学を新設する▽企業誘致を積極的に行う▽防災機能を兼ね備えた公共施設を整備する-などを発表した。産業建設委員会では「農林水産業の担い手」、文教厚生委員会では「子育てをしやすいまちづくり」について話し合い、発表した。

参加した高校生は「自分の世界を広げられた」「議会の仕組みがわかり、参加してよかった」などと感想を話していた。

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