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熱気球ふわり 上空から景色一望 札幌市で100人が体験搭乗

産経ニュース 2024年6月23日 13時43分

初夏を迎えた札幌市で23日、熱気球の体験搭乗などスカイスポーツを楽しめるイベントが行われ、市内外から集まった100人が30メートルほどの上空から市内の景色を楽しんだり、紙飛行機を飛ばしたりするなど、空のスポーツの魅力を体感した。

主催した北海道スカイスポーツ協会によると、3年前に復活したイベント。札幌と道内地方都市の2カ所で開催しているが、札幌会場は過去2回とも強風で中止に。今回はまずまずのフライトコンディションで、400人を超える応募の中から、抽選で当たった約100人が早朝から会場に集まって熱気球を楽しんだ。

市内中央区から家族4人で参加した会社員の笹原勇人さん(40)は「空中を浮遊する経験は初めてだったけど楽しく乗ることができた。本格的にやってみたいですね」とにっこり。

熱気球歴40年超のベテランという非常勤講師の伊槻久美子さんは、今回の体験搭乗を全面的にサポート。温かい空気を気球に送り込むバーナーを調整するパイロット役を務めながら「皆さんのうれしそうな笑顔を見ることができて本当によかった」と話した。

会場では紙飛行機の実演なども行われ、親子連れなどでにぎわっていた。

(坂本隆浩)

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