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埼玉・松山城の御城印、戦う武者と日本初の軍用犬をモチーフにカラー図柄化 埼玉・吉見町

産経ニュース 2024年9月30日 20時42分

埼玉県吉見町で松山城の整備と保存につとめる松山城址保存会(尾崎豊会長)は、松山城の御城印を発行した。歴史&山城ナビゲーターで「埼玉のお城出陣のススメ」が連載中の山城ガールむつみさんに御城印の発行のための図柄デザインの作成を依頼。御城印の発行・企画を行う千葉城郭保存活用会(小室裕一代表)が協力し実現した。松山城来訪時の記念土産としてアピールしたい考えだ。

松山城は、その要衝性から、中世・戦国時代を通じて、数々の攻防戦の舞台となるとともに、それらの攻防戦にかかわった武将も大田道灌や上杉謙信、武田信玄、北条氏綱、北条氏康、上杉景勝など、日本の中世戦国期を代表する武将たちの名前が連なる歴史上も重要な城郭となっている。

この城郭は、その遺構の残り具合の良さも含めて、比企城館跡群として杉山城(嵐山町)、菅谷館(東松山市)、小倉城(ときがわ町)とともに、平成20年に国指定史跡に指定されている。

今回発行する御城印は、松山城に関連した上杉家、太田家、上田家、武田家、北条家の家紋と松山城の縄張図などを配し、戦う武者と日本初の軍用犬をモチーフにカラーで図柄化したもの。裏面に松山城の説明文と、むつみさん作成の松山城案内シート「出陣のススメ」がセットで1組500円で販売する。

販売場所は、松山城下の岩窟商店(070・8997・8959)と、小川町のおいでなせえ小川町駅前店(0439・59・6988)。おいでなせえ小川町駅前店では通信販売も行う。

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