江東区のお台場青海地区の特設会場で開催中の全国各地の魚介グルメが味わえる「SAKANA&JAPAN FESTIVAL(魚ジャパンフェス)2024 in お台場」(主催・同実行委員会)と、東日本大震災からの復興応援を目的とした「発見!ふくしまお魚まつり」(主催・同実行委員会)は2日、開催2日目を迎えた。あいにくの空模様にもかかわらず、大勢の来場者が魚料理を楽しんだ。
福島県の川や湖で育まれた水産物の魅力やおいしさを伝えることを目的に初出店した「ふくしま内水面漁連お魚PR隊」のブースでは、アユの炭火焼きやコイの漬け丼、ワカサギの唐揚げなどを販売した。約500本の川が流れる福島県では、アユやイワナなどの川魚の養殖が盛んなほか、猪苗代湖のミネラル豊富な水を利用した郡山市のコイの養殖の生産量は市町村別で日本一を誇る。一方で、原発事故による風評の影響は今も残っているという。
友人らと訪れた東京都中野区の会社員女性(24)は「アユはふっくらと大きくてとてもおいしい。これからも福島の産品を食べて応援したい」と話した。
11月4日まで開催。