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千葉県東部の養鶏場で鳥インフル感染、急拡大 陽性確定すれば8例目

産経ニュース 2025年1月18日 18時10分

千葉県北東部の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザの感染が疑われる事案の発生が急拡大している。18日には新たに同県銚子市の2カ所と隣接する旭市の1カ所でいずれも簡易検査の結果、陽性と判明した。この計3カ所で今後、詳細な遺伝子検査でも陽性だと確定されれば今季、県内での発生は計8例目となる。県は強い危機感を持って防疫措置に当たる。19日午前には県庁で鳥インフル対策本部会議を開く。

県によるとこれまで銚子市で今季、同市で感染が確認されていた2カ所とは別の養鶏場2カ所から18日午前、県東部家畜保健衛生所に「数羽の鶏が固まって死亡している」といった通報が相次いだ。それぞれ10羽ずつを簡易検査した結果、1カ所では全10羽が、別の1カ所でも10羽中6羽が陽性だった。

旭市でも同日、同様の連絡が同衛生所に入り、簡易検査で10羽中10羽が陽性となった。

千葉県内では香取市で昨年10月、今季初の感染が確認され、今月12日以後、銚子市や旭市の養鶏場で相次いで感染がみられる。

近年では令和2年度に計11例の感染事案があった。

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