イタリアのグロッセート市と友好都市締結25周年を迎えたのを記念し、大阪府柏原市は市立小中学校15校でイタリア料理の学校給食を提供した。首都ローマから北西に約150キロ離れたグロッセート市と柏原市はともにブドウやワインの産地になる。
両市の友好関係を児童・生徒らに知ってもらおうと企画した。柏原市によると、献立は柏原産の白ワインを使ったミネストローネやオリーブパン、チキンカツレツなど。
市立堅上中学校ではイタリア文化会館-大阪のアンドレア・ラオス館長も一緒に給食を味わい、生徒らから「イタリア語でおいしいってどう言うのですか?」「ごちそうさまは?」といった質問を受け、歓談を楽しんだ様子だった。