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スイーツ甲子園、2年ぶり3度目Vの飯塚高 母の日テーマのケーキで「愛の温かさ」表現

産経ニュース 2024年9月16日 21時23分

記念日や特別な日に贈りたいと思う「アニバーサリーケーキ」をテーマに、高校生がパティシエとしての技術を競う「スイーツ甲子園」の第17回大会で、飯塚高校(福岡)の「arc―en―ciel(アルカンシエル)」が優勝した。参加125チームの中で、2年ぶり3度目の頂点に立った。

全国大会決勝に臨んだのはアルカンシエルや国際製菓専門学校(東京)の「mont blanc(モンブラン)」などの6チーム。2時間30分の制限時間で2台のケーキ作りに挑んだ。

アルカンシエルの3人は「母の日」をテーマにしたケーキ「chouette(シュエット)」を作成。イチゴとオレンジで母から伝わる愛の温かさを表現し、3人の母が好きなヒマワリ、ガーベラ、チューリップの花束をお菓子で作りケーキを彩った。

審査員の永井紀之さんは同チームのケーキについて「ケーキと上の飾りのバランスが非常に良かった」と評価。「今日の経験を生かして幸せなパティシエ人生を送ってほしい」と出場者を激励した。

リーダーの野上こころさん(17)は「ケーキを通して私たちの思いが人に伝えられる面白さと楽しさを、スイーツ甲子園で知ることができた」。メンバーの福田陽菜さん(17)は「ここまでこられたのは保護者や先生が支えてくれたおかげ。お母さんには『いつもありがとう』と伝えたい」、鶴綾菜さん(17)は「パティシエでみんなを笑顔にするのが夢。毎日励んで技術を高めたい」と喜んだ。

指導してきた林田英二さんは「おめでとう、よく頑張ったと伝えたい」とねぎらった。

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