来年4月に開幕する2025年大阪・関西万博に向けて2025本の桜の木を会場の人工島・夢洲(大阪市此花区)などに植えるプロジェクトで、大阪府と大阪市は18日、募っていた寄付の目標金額を達成し、受け付けを終了したと発表した。
府によると、プロジェクトは万博の機運醸成を目的に建築家の安藤忠雄氏が実行委員長を務め、令和2年4月から苗木を購入するための寄付を募集。今月17日までに個人や企業から1億9194万円の寄付が集まったという。
目標金額は当初、2億5500万円としていたが、桜の木の現物寄付を受けたことなどもあり、当初の想定よりも抑えられた。今後、夢洲の会場周辺や府内の公園などで植樹を進め、寄付者の名前を記したプレートを設置する。