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乾燥から肌を守る保湿ケア 前倒しで行って〝秋枯れ〟対策を   加藤智一大人の身だしなみ塾

産経ニュース 2024年8月28日 9時0分

夏から秋への季節の変わり目には「肌が乾燥する」という悩みをよく聞きます。それは、9~10月頃から湿度が急激に低くなり、肌や髪からの水分蒸散量が増えることが原因。乾燥が始まると肌や髪は〝秋枯れ〟のようになってしまいます。〝秋に肌が年をとる〟といわれる所以(ゆえん)はここにあるのです。

乾燥から肌を守る保湿ケアは、残暑の時期から始めても早すぎることはありません。肌の水分をしっかり保つスキンケアを使えば、乾燥への抵抗力をつけることができます。「まだ暑いから、クリームタイプのスキンケアはべたつきが気になる」ということであれば、さっぱり仕上がる乳液やジェルタイプを選びましょう。

さらに、顔だけではなく体の乾燥や髪のぱさつきもケアしたいもの。乾燥すると背中や腰回りの肌がかゆくなるという人は、今の時期からクリームや乳液を塗り始めれば、乾燥予防になります。

乾いた空気によってぱさついてしまう髪も同じように保湿しましょう。「ヘアオイルはべたついて苦手」という人は、ヘアミルクやスプレータイプのヘアオイルなどを活用すれば、べたつくことなくまとまりやすい髪になります。

このように、本格的な乾燥シーズンが到来する前に前倒しで保湿ケアを施すことが、見た目の印象を老けさせないコツです。(美容ジャーナリスト)

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