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「缶サット甲子園2024和歌山地方大会」 7、8日に串本町で

産経ニュース 2024年9月3日 19時21分

高校生たちがモデルロケットと缶サット(空き缶サイズの模擬人工衛星)を自作し、モデルロケットで缶サットを打ち上げて上空での放出、降下や着地を披露するなどして技術力と創造力を競う「缶サット甲子園2024和歌山地方大会」(産経新聞社など後援)が7、8日に和歌山県串本町で開かれる。

「缶サット甲子園」は、宇宙飛行士や大学教員らでつくる実行委員会が高校生たちに科学や工学への興味や関心を高めてもらおうと平成20年から毎年開催。和歌山地方大会は高校教員らを中心とした実行委が22年から開いており、今回で15回目となる。

今回の和歌山地方大会には11校が出場予定。県内5校(桐蔭、向陽、海南、串本古座、開智)のほか、大阪府、兵庫県、三重県からも計6校が出場する。7日は午後1時から串本町潮岬の望楼の芝で開会式と打ち上げ競技があり、8日は午前9時半から同町西向の町役場旧古座分庁舎で事後プレゼン審査がある。

審査は、チームのミッションを説明した事前提出の「ミッション概要資料」や「事前プレゼン」(動画)と、打ち上げ競技、事後プレゼンの4つを総合的に評価し、上位校を決める(全国大会出場校数は未定)。全国大会は来年2月に開催される予定。

和歌山地方大会の一般の見学は無料で事前申し込み不要。問い合わせはメールで実行委(cansat@wakayama-space.org)。

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