長かった年末年始の9連休も、正月三が日が終われば残すところあと2日。日常生活に戻る日が近づき、SNSでは早くも「長期休暇ロス」を嘆く声も出ている。だが、1年後の令和7~8年の年末年始も、暦通りに休める人なら再び9連休となる。年末を待たなくとも、平日に有給休暇などを取得できれば、ゴールデンウイーク(GW)などに年末年始並みの長期休暇が可能だ。
通常、仕事納めは12月28日、仕事始めは1月4日で、年末年始の休みはその間の12月29日~1月3日の6連休となることが多い。令和2~3年の年末年始から令和5~6年の年末年始までは、4年連続で6連休だった。だが、今回の年末年始は12月28日と1月4日がともに土曜日のため、12月28日~1月5日の9連休となった。
次の令和7~8年の年末年始は、12月28日と1月4日がいずれも日曜日。このため、12月27日~1月4日の9連休となる見通しだ。
今年は他にも大型連休を確保できる可能性がある。
最大のものがGWだ。暦通りの休みは土・日曜日の4月26、27日と「昭和の日」の29日、5月3~6日だが、谷間にある平日の4月28、30日、5月1、2日に休みがとれるならば、11連休となる。
8月13~16日のお盆期間は、16日が土曜日。直前の9~11日が土日と「山の日」による3連休のため、平日の12~15日を休みにできれば、8月9~17日が9連休だ。
せっかくの9連休ながら、今回の年末年始に旅行などの予定をうまく組めかった人も多いはず。令和7年は再チャレンジする機会が多い1年になりそうだ。