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人気サイクリングイベント「淡路島ロングライド150」が開催中止へ 時計回りに島を1周、昨年は1700人が参加

産経ニュース 2024年7月5日 6時0分

淡路島1周約150キロを自転車で走破するサイクリングイベント「淡路島ロングライド150」の今年の開催が見送られることが、関係者への取材で分かった。実行委員会の中核を担う事業者が撤退したためで、実行委メンバーの淡路県民局によると、今秋には代替イベントを予定しているという。

同イベントは、「アワイチ」としてサイクリストたちの人気を集めるコースで、平成22年から9月や10月に行われてきた。淡路市の淡路島国営明石海峡公園を発着点に、時計回りに淡路島を1周する。順位や時間を競わない「ファンライド」形式が特徴だ。

令和元年9月の開催時は約2200人が参加。募集締め切りの約2カ月前の6月下旬には定員に達し、受け付けを終了する人気ぶりだった。

令和2年以降は新型コロナウイルス禍で一時中止に。この間、代替イベントなどで対応を続け、4年ぶりに従来通りの形式で開催された昨年のイベントには1721人が参加し、1574人が完走した。

イベントは洲本、淡路、南あわじの淡路島内3市などでつくる「淡路島ロングライド150実行委員会」が企画。今年については、事務局を担うなど中心的な役割を果たしてきた事業者が撤退したため、開催見送りになったという。

実行委メンバーの淡路県民局によると、今秋に代替イベントを開く予定で、内容は検討中という。来年以降の開催などを含む対応については現段階では未定。

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