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温活のお供にいかが 「冬アイテム」をテーマに企業公式SNS担当者がアピール合戦

産経ニュース 2024年11月30日 11時0分

各社の「冬アイテム」集まれ―。企業公式SNSアカウントの担当者が防寒グッズなど「冬」に関連する商品・サービスを紹介し合うイベントがこのほど、スポーツ用品大手ミズノの旗艦店「MIZUNO TOKYO」(東京都千代田区)で開かれた。食品メーカーや通信事業者など幅広い業種から計9社の担当者が参加し、自社の温活アイテムをアピールした。

この日の都内は、小雨の降る「温活日和」。各社による商品紹介に先立ち、日本薬科大の石川泰弘特任教授(スポーツ健康科学)が「温める」と題して講義した。入浴や運動、温かい飲み物を飲むなどして体温を上げることは血行促進や快眠などの効果を得られるとして「体を温めることは身体的にも精神的にもメリットは大きい」と説明した。

各社が紹介した商品・サービスは以下の通り。

ミズノ

参加企業の発表に先立ち、イベントを主催したミズノが独自の吸湿発熱素材「ブレスサーモ」を使ったインナーウエアを紹介した。体から発生する水蒸気を利用して発熱する仕組みで、ウインタースポーツなどで着用しても動きやすいという。また、自宅でのトレーニングを気軽に行うことで体温を上げようと、スクワット運動を補助するイスを実演付きで紹介した。

エレコム

浴室で使えるポータブル防水スピーカーを紹介。ブルートゥース(近距離無線通信)で、2台接続するといずれのスピーカーからも音が出る。

セメダイン

ドアや窓のサッシなどの隙間をふさぐ「高断熱すきま用テープ」を紹介。室内に隙間風が入ってくるのを防ぎ、暖房効率を上げる。おすすめの使用場所は「廊下につながる引き戸」の隙間という。

タイガー魔法瓶

水筒(真空断熱ボトル)を使った「じかんさゆ(時間差+白湯)」を提案した。白湯は起き抜けの温活によく飲まれている一方、熱いお湯が適温になるまで待たなければならないことや、身支度をしている間に冷めすぎてしまうといったことから、「面倒くさい」とのイメージがつきまとう。就寝前、水筒に沸騰したお湯を入れておくと、翌朝(6~7時間後)には飲み頃になっており、起きてすぐに白湯を飲めるという。

オプテージ

関西電力系の通信会社オプテージは、心が温まるサービスとして、ユーザー間で余ったパケット(データ通信量)を融通できる相互扶助サービス「フリータンク」などを紹介した。

イートアンドフーズ

中華料理チェーン「大阪王将」ブランドの冷凍食品を製造するイートアンドフーズは、「ぷるもち水餃子」「あったらラクチン中華風肉だんご」が入った鍋を振る舞った。参加者は鍋で体を温めつつ、温活やSNS運用について意見を交わすなど、会場は「異業種交流会」の様相に。

ロート製薬

「メンソレータム」ブランドのリップクリーム「リペアワン ナイトケアリップ」を紹介。寝る前に唇にぬると、翌朝は乾燥がほとんど気にならないという。

丸山珈琲

エチオピアやコロンビアのコーヒー豆を配合したドリップバッグ「Winterブレンド」を紹介した。クリスマスなどホリデーシーズンにぴったりの華やかな香りが特長。深みのある味わいで、フロランタンなどキャラメル系の焼き菓子、レーズンを使ったお菓子などと相性が良いという。

雪印メグミルク

乳飲料「特濃」を使ったチーズシチューや、刻んだチーズをかけたミネストローネなど、自社の乳製品を使用した温かい料理のレシピを紹介した。

アース製薬

公式アカウントを運用する「アース隊長」が入浴のメリットを解説し、同社が展開する入浴剤「温泡」を紹介した。

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