横浜の昨年の観光客数３６００万人 コロナ前の水準に回復 消費額は前年４０％増

横浜市は、昨年の観光客数が前年比２３・２％増の３６００万人だったと発表した。新型コロナウイルス禍前の平成３１～令和元年（３６３４万人）の水準まで回復した。

内訳は、宿泊客が３８０万人、日帰り客が３２２０万人だった。

観光消費額は前年比４１・３％増の３６６７億円と大幅に増加。宿泊客の平均宿泊日数が前年の１・７日から２・２日に伸び、平均消費額も前年比３３・９％増の４万１５５８円となったことが要因とみられる。日帰り客の平均消費額は前年比１３・５％増の６４８０円だった。

同市観光振興・ＤＭＯ地域連携課では、５月の訪日外国人客が約３０４万人で、３カ月連続で３００万人を超えた状況などに鑑み、今年も横浜市を訪れる観光客は増加傾向にあるとみている。