江戸時代の宿場町の伝統と文化を伝える第31回「しながわ宿場まつり」が28日、品川区内の旧東海道沿いの約2キロ区間で始まった。29日まで。
今年は、色打ち掛けなどきらびやかな衣装で飾り立てたおいらんが練り歩く「おいらん道中」が5年ぶりに復活＝写真。おいらんに肩を貸す肩貸し役の男性に手を預けながら「外八文字（そとはちもんじ）」と呼ばれる独特の歩き方を披露し、観客を魅了した。
旧東海道沿いの商店街を中心に縁日やワークショップも実施される。
29日は侍や忍者、町娘などの江戸時代の服装に扮した人らによる交通安全パレードや、僧侶らが燃え盛る道を歩き渡る「火渡り荒行」が予定されている。