4月に開幕する大阪・関西万博で、関西パビリオンの和歌山ゾーンに出演する和歌山市の一般社団法人「KIYORA和歌山」や同市の事業者らでつくる「KIYORA和歌山大阪関西万博実行委員会」は14日正午から、会場運営費を募るクラウドファンディング（CF）を実施する。目標金額は150万円で、期間は2月28日まで。
同法人は、和歌山の魅力を広くアピールする「コマーシャルウィーク」にあたる9月13日に出演するとともに企画を担当する。令和5年から和歌山城での結婚式やフォトウエディングなどを行っており、会場では「着物文化と和歌山市」をテーマに、メインイベントとして紀州藩の文化が華やかだった江戸時代後期をイメージした着物などを着用した結婚式ショーを開催する。花嫁の着付け段階から公開し、来場者が見守ることもできる。このほかにも、和歌山県内の高校生による発表なども予定されている。
CFの返礼品は、結婚式ショーのモデル（寄付額100万円、2組）や、結婚式のゲスト参加権（同7万円、5万円、各5人）などで、いずれも先着順。
同実行委の植野千恵子会長は「結婚式は二度とない機会で記念になると思う。出演することで他県や他国から訪れる人を増やし、和歌山を盛り上げるきっかけにしたい」と話している。
詳しい内容などの問い合わせは、同実行委（090・2104・6690）。