2025年大阪・関西万博の開幕まで半年となった13日、前回の大阪万博会場となった万博記念公園(大阪府吹田市)で記念イベントが開かれた。会場に集まった約1万人を前に、大阪府・市が出展する「大阪ヘルスケアパビリオン」のアテンダントユニホームが初披露され、歌手の倖田來未(こうだくみ)さんによるライブなども開催。万博の盛り上がりが全国的に欠ける中、残る半年間で機運醸成を加速させていく。
この日披露されたユニホームは鮮やかな青のグラデーションが特徴で、自然との調和といったパビリオンの世界観を表現。会期中はアテンダント124人が着用する予定で、終了後のリサイクルを想定し、ポリエステル素材を採用した。
イベントでは、ゲスト出演したモデルのアンミカさんが、ユニホームを着てステージ上を歩き、「すごく着心地が良い。ポケットの場所もとてもいい」と絶賛。大阪市の横山英幸市長は「水や卵をイメージに取り入れている。(男女共用の)ジェンダーレスなユニホーム」とアピールした。
倖田さんを含むゲストの2人に、横山市長がヘルスケアパビリオンのアンバサダー就任を依頼。2人は「体験したことをしっかり伝えていきたい」と意気込んでいた。また、倖田さんや男性7人組グループ「BALLISTIK BOYZ」のライブもあり、会場は熱気にあふれていた。