衆院選が10月27日に投開票されるのを前に、子供向けの職業体験型施設「キッザニア東京」(東京都江東区)で24日、子供が比例代表方式で実在の政党名を投票する期間限定イベント「キッザニア模擬選挙」が始まった。27日まで。
実際の選挙で使われている投票箱や記載台を同区選挙管理委員会から取り寄せ、本物に近い〝投票所〟を再現。子供たちは各政党のポスターを見たり、マニフェストの説明を受けたりした後、投票用紙に向かい、思い思いの「一票」を真剣な面持ちで投じていた。
山形県米沢市から修学旅行でやってきたという女子児童は「大人になったときにしっかり投票してみたい」と意気込んでいた。キッザニア事業本部の福田杏梨さんは「選挙への理解を深め、投票を身近に思ってもらえたら」と話している。