日本酒造組合中央会が制定した「日本酒の日」の1日、梅乃宿酒造（奈良県葛城市）は醸造の安全を願う「醸造祈願祭」を行った。
梅乃宿酒造では、今年は8月下旬から仕込みを始めており、この日は酒米を蒸して冷やす工程の酒母造りを行っていた。近年は海外で日本酒の人気が高まっているといい、今年は一升瓶（1・8リットル）換算で約5万本の酒を仕込む予定。
祈願祭では、同市の調田坐一事尼古（つくだにますひとことねこ）神社の高津和司宮司が祝詞を奏上し、吉田佳代社長や蔵人ら15人が玉串をささげた。
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同酒造では新酒が味わえる「蔵開き」を26、27日の午前10時～午後3時に開催。近鉄新庄駅から無料シャトルバスを運行する。限定酒の試飲や日本酒の杯売り、蔵見学のほか、マグロの解体ショーや大阪プロレスの試合といったイベントも開催する。
問い合わせは梅乃宿酒造（0745・69・2121）。