横浜市は、新横浜駅北口歩道橋（横浜市港北区）のネーミングライツのスポンサーを募集している。愛称名の表示以外の提案も受け付けるといい、市道路局事業推進課は「多様な提案をいただけるように、スポンサーメリットを拡大した」としている。
同歩道橋は、新横浜駅に直結し、日産スタジアムや横浜アリーナへの通路となる。サークル部分を含め、全長は約582メートルに及ぶという。
同市ではこれまで、歩道橋のネーミングライツで愛称名を表示するのは主桁や高欄だけだった。今回は階段への表示や、期間限定ながらフラッグでの表示を認める。また、エレベーター内の壁面での広告掲出など、愛称名以外の表示についても提案を受け付ける。
募集期間は12月12日まで。契約期間は5年以上20年以内。金額も申込者の提案を受け、市で検討のうえ、決定する。歩道橋やその周辺を社会貢献活動の場として活用する提案をすることも契約の条件となる。
同課では「長く、独特な形状の歩道橋。いろいろな利用法が考えられる。積極的な提案を期待したい」と話している。