東北を代表する夏祭り「青森ねぶた祭」が2日夜、青森市で開幕した。色鮮やかな極彩色の武者人形が市中心部を練り歩き、みちのくの短い夏の夜空を彩った。7日まで。
昨年、複数の団体が運行コースを一周できなかったことから今年は運行方法を見直し、開始地点を2カ所にしてスムーズな運行に努める。
初日は大小合わせて23台のねぶたが出陣。午後7時ごろから、ねぶたが次々と動き出し、「ハネト」と呼ばれる踊り手たちが笛や太鼓のはやしに合わせて「ラッセラー、ラッセラー」の掛け声とともに乱舞した。
沿道では、観光客らが盛んに拍手を送るなどし、真夏の夜を満喫していた。