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幻想的なランタンの舞い楽しんで 11月に奈良・王寺で

産経ニュース 2024年10月7日 12時35分

夜空に明かりがともされたランタンを放つイベントが11月16日、奈良県王寺町の葛下川堤防で開かれる。ダルマの絵が入った計300個が色とりどりに輝きながら、約15メートルの高さまで舞い上がる予定。ランタンは台湾が有名で、県内でのイベントは珍しいという。

町や町商工会などで組織する実行委員会が同日に開催する「王寺ミルキーウェイ」の中で企画。一昨年に旧王寺小学校グラウンドで初めて開催し、オレンジ色の光を放つ200個が人気を集めた。

昨年は中止となったが、今回は「だるまランタン」と題して町内の達磨寺にちなんでランタンにダルマをあしらう。一昨年より100個増やし、発光ダイオード(LED)で赤、青、緑などさまざまな色の明かりを表現。ゴム製の風船にヘリウムガスを入れ、ひもをつけて一定の高さを維持し、外側をダルマを印刷した紙で覆う。

参加者はランタンを放つことができ、1個あたり2千円が必要。200個は9月25日から町内在住在勤者を対象に予約受け付けを始め、残り100個は今月9日から対象者を限定せずに予約を受け付ける。先着順。予約した参加者が当日現金で支払う。1個あたり1~2人が予約できる。予約は町ホームページから。

当日は午後6時半~7時に実施し、同6時45分からは花火も打ち上げられる。町の担当者は「幻想的なランタンの舞いを楽しんでほしい」と話している。

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