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「光る君へ」まひろと道長の扇新たに展示 「ドラマの名場面思い出す」大河ドラマ館

産経ニュース 2025年1月29日 11時36分

源氏物語の作者、紫式部を主人公にした昨年のNHK大河ドラマ「光る君へ」にあわせ、紫式部ゆかりの石山寺(大津市)に開設してきた「大河ドラマ館」では、今月末の閉館を前に、ドラマで使われて話題になった藤原道長とまひろ(紫式部)の絆を象徴する小道具の「扇」を新たに展示。県民を対象とした入館無料キャンペーンも実施している。担当者は「ドラマの名場面を思い出す、見応えある展示となっています」と来場を呼びかけている。

大河ドラマ館は、これまでドラマの衣装や小道具などを展示してきた。

今回新たに展示した扇は、ドラマの中で道長がまひろに贈呈したもので、最終回を含め、たびたびドラマに登場するなど印象的なアイテムとして描かれてきた。撮影も終了し、この扇が昨年12月27日から新たに展示された。

大河ドラマ館の入館料は通常、大人(中学生以上)600円、小人(小学生)300円(石山寺参拝には別途入山料が必要)だが、まもなく閉館を迎えるのに合わせ、県民を対象に入館無料キャンペーンを始めた。対象者は住所などが確認できるものを持参すれば入館できる(石山寺は無料対象外)。

担当者は「これまで大河ドラマ館にお越しいただいたお客さまも楽しめる内容となっています。ぜひ来館をお待ちしています」と話している。

大河ドラマ館は31日までの期間中、原則無休。開館時間は午前9時~午後5時(最終入場4時半)。京阪電車石山寺駅から徒歩約10分。問い合わせは大津市大河ドラマ「光る君へ」活用推進協議会(077・528・2756)。

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