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藤原紀香さん和歌山県庁訪問 和歌山舞台の演劇「カルメン故郷に帰る」PR

産経ニュース 2024年7月11日 9時54分

昭和の名作映画「カルメン故郷に帰る」が和歌山県に舞台を代えて演劇化されることになり、主演を務める女優の藤原紀香さん(53)が10日、県庁を訪問し岸本周平知事にあいさつした。

「カルメン故郷に帰る」は「二十四の瞳」や「喜びも悲しみも幾歳月」などで知られる木下恵介監督の作品。国産初のカラー映画として撮影され、昭和26年に公開された。踊り子のリリー・カルメンと友人が長野県の村に里帰りし、村の人々にカルチャー・ショックを与える姿が描かれた。

藤原さんは両親が和歌山県出身。紀香の「紀」は「紀の川の紀」で、「香」は「香魚」と呼ばれるアユの「香」にちなむという。

今回の公演では、主役のカルメンを藤原さんが演じることから、舞台を和歌山の「紀の川村」に移して、関西弁のせりふを交えて上演される。

真っ赤なドレス姿で県庁を訪れた藤原さんは「和歌山を舞台に脚本を書きなおしていただき、すごくうれしい。『和歌山はどんなところ』と聞かれると、文化的遺産がいっぱいあって、食べるものがおいしく、人はハートフルと伝えています。舞台でも全国の人に和歌山の良さが伝わればと思います」などと話した。

公演は9月5~17日、大阪市中央区の大阪松竹座で行われる。

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