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「ながら見守り」動画で啓発 WEB漫画作品「ガル鷹」制作者に感謝状贈呈 兵庫県警

産経ニュース 2025年1月27日 15時50分

普段の日常生活をしながら子供を見守ってもらう「ながら見守り」活動の啓発動画をボランティアで制作したとして、兵庫県警生活安全企画課は、人気アニメ「秘密結社鷹の爪」のスピンオフ作品「ガル鷹」の制作者に感謝状を贈呈した。

「ガル鷹」は、秘密結社鷹の爪に登場する人物の子孫である女の子らが先祖の野望を継ぎ、世界征服を目指して奮闘するという物語で、ウェブマガジンとして配信されている。

県内出身の制作者・高橋昭一さんが「県内の防犯活動に携わりたい」と県警に提案し、「ながら見守り」の啓発動画を県警と協力して制作。昨年11月に交流サイト(SNS)で公開された。

啓発動画は約2分で、ガル鷹の登場人物が県警本部を訪問し、県警警察官のキャラクター2人から「ながら見守り」について紹介を受ける内容となっている。

県警によると、「ながら見守り」は、買い物やウオーキング、農作業など普段の日常生活をしながらでも、防犯の意識を持ち、子供が犯罪に巻き込まれないように見守る活動。啓発動画では、児童が下校する午後3時ごろから午後5時ごろに犯罪が起きやすい傾向があると伝える。

昨年12月17日の感謝状贈呈式で、共同制作者の高橋浩治さんが、藤川真実生活安全企画課長から感謝状を手渡された。高橋さんは「親しみやすいキャラクターなので大人だけでなく子供にも知ってもらえる。みんなで街を守る意識を持ってもらいたい」と話した。

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