Infoseek 楽天

「事故で受け身はとれません」柔道・角田夏実選手が京都三条会商店街で交通安全啓発

産経ニュース 2025年1月22日 14時55分

パリ五輪女子柔道48キロ級金メダリストの角田夏実選手(32)が22日、京都府警中京署の一日署長を務め、夜間歩行時に身を守る反射材を配ったり、自転車利用時のヘルメット着用を呼びかけたりして交通安全を啓発した。

中京署はこの日、「事故で受け身はとれません!」としたイベントを開催。制服姿で登場した角田選手は委嘱式で「みなさまが少しでも安全に暮らせるように協力したい」とあいさつした。その後、一日署長として署員の服装や姿勢などを点検し、京都三条会商店街で交通安全の啓発活動を行った。歩行者や自転車利用者に「事故に遭わないように気を付けてください」と声をかけながら、リストバンド型の反射材や自転車の交通ルールが記載されたチラシなどを配布した。

角田選手は「自転車が絡む事故が増えているので、ヘルメットを着用するなどの交通ルールを再確認してほしい」と話した。

京都府警によると、府内では令和6年に3745件の交通事故が発生。そのうち自転車が絡む事故は934件で死者数は3人だった。(堀口明里)

この記事の関連ニュース