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第三者の業務用チャット内容をスクショ、親しい職員に送信 京都・亀岡市が主査処分

産経ニュース 2024年9月6日 14時38分

京都府亀岡市は6日、他人の業務用チャットのトーク内容を保存し親しい職員に送信したなどとして、情報政策課の男性主査(31)を減給10分の1(6カ月)の懲戒処分としたと発表した。6日付。

市によると、主査は業務用チャットツールの管理を担当していた。5~8月、複数回にわたって保存ログを閲覧し、他の課に勤務する職員2人のトーク内容を保存。作成したスクリーンショットを親しい職員2人に送った。別の職員から業務用チャットの内容が流出している可能性があるとの指摘があり、市が調査したところ、主査の関与が分かった。

トーク内容を流出された職員2人は業務用チャットで私的なやりとりを繰り返していたといい、主査は「(2人を)あざけるような気持ちがあった」などと話しているという。一方、業務用チャットでの私的なやりとりは禁じられており、市は2人についても指導する方針。

桂川孝裕市長は「情報管理の担当者が権限を濫用(らんよう)したものであり、重大な事案と認識している。全庁あげて綱紀の粛正に取り組む」などとコメントした。

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