任期満了に伴う大阪府泉大津市長選が8日、告示された。3選を目指す無所属現職の南出賢一氏(44)と、諸派新人で政治団体「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志氏(57)が立候補を届け出た。財政改革や市政の継続などを争点に、選挙戦が展開される見込み。15日に投開票される。
南出氏は午前11時から南海泉大津駅前で第一声。日本維新の会の馬場伸幸衆院議員や、近隣の泉佐野市の千代松大耕市長が応援演説を行った。
南出氏は新設した図書館や急性期メディカルセンター、公園の「シーパスパーク」の整備など、2期8年間で手掛けた実績を強調した。
次の4年の公約として米の産地との連携協定や学校給食の自校調理化、こども園の整備、高齢者の健康づくり、市内の緑化推進などをあげ「まちの資源を使って皆さんの安心安全を守っていきたい。一人一人の暮らしと向き合い、次の4年も泉大津で暮らすことの安心感を高めていきたい」と訴えた。