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「住所がわかったぞ」DV被害で転居の女性に夫から連絡 大阪・大東市のミスで情報流出

産経ニュース 2024年12月2日 13時57分

大阪府大東市は2日、夫からドメスティックバイオレンス(DV)を受けて転居した女性から10月に申請があったにもかかわらず、女性の住所が記載された戸籍証明書を閲覧できないようにする手続きを忘れるミスがあり、転居先の住所が漏洩(ろうえい)したと発表した。

市によると、コンビニで女性の戸籍証明書を取得した夫から女性に「住所がわかったぞ」と連絡があり、問題が発覚。住民票の発行停止はなされたが、戸籍証明書の発行停止措置は行われていなかった。

同市市民課の中村知則課長が2日、会見し「完全な人的ミスで弁明の余地はない」と謝罪。今後は担当者だけでなく、複数人でダブルチェックする形で対応するなどの再発防止策に努めるとした。

女性の身に危険が生じる可能性があるとして、市は大阪府警に女性の安全確保を依頼した。

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